Anivia
特徴
ミッドレーンを主戦場とする本格的なコントロールメイジ(範囲制御と継続ダメージを組み合わせるタイプの魔法使い)で、スキルの連携と地形を使ったゾーニングを軸に戦う。Q(Flash Frost)のスタンとW(Crystallize)の壁で相手の動きを制限し、R(Glacial Storm)の吹雪でじわじわ削りながらE(Frostbite)で倍ダメージを叩き込む、という一連の流れが基本の勝ち筋になる。パッシブの卵(Rebirth)によって致死ダメージを一度耐えられる擬似的な生存力も特徴だが、卵は敵に壊されてしまうため、孤立した状況では保険にならないことを理解しておく必要がある。動かないことが強みのコンボを活かすため、相手の位置を固定する手段を常に意識する。
基本コンボ
最も基本的な形は「R(Glacial Storm)を展開して吹雪を最大サイズに育てる → 吹雪の中にいる敵にE(Frostbite)を撃って追加ダメージを得る」という流れ。Rが完全展開されると常にEの倍ダメージ条件が成立するため、RとEの組み合わせは特に安定した継続コンボになる。Q(Flash Frost)のスタンを使う場合は「Q発射 → 敵に当たるタイミングでQを再発動して砕かせ、スタンを当てる → E(Frostbite)を撃って倍ダメージを狙う」という順序が基本。W(Crystallize)は逃げようとする敵の前に壁を置いてコンボを完結させる使い方が多い。
パッシブの活かし方
Rebirth(パッシブ)の卵は複数の敵が一斉に攻撃すると破壊されてしまう。卵状態での真の保険は「敵が1〜2人のとき」か「仲間が近くにいて守ってくれる状況」に限られる。逆に言えば、前者の状況でリスクを取ったプレイをすること自体は許容範囲になる。序盤はパッシブを過信して前に出ないよう注意し、中盤以降に卵の耐久が上がってきたと感じてから意識的に活用するようにしたい。また、卵から復活したあとはすぐに動けるため、復活直後の反撃を視野に入れておくと戦局を引き戻せることもある。
壁(Crystallize)の使い方
W(Crystallize)の壁は「相手を閉じ込める」だけでなく、「自分や味方を守る退路の確保」にも使える。逃げてくる敵の前に壁を置けば動けなくなり、Q→Eのコンボを確実に通しやすくなる。一方で、壁は自分の退路も塞ぐ可能性があるため、ガンクを受けた場面では安易に使うと逆に逃げられなくなることがある。壁を置く位置は使用時の視点方向に依存するため、実際に置きたい方向をしっかり向いてから発動する習慣をつけておくと安定する。
スキル
| キー | スキル名 | 効果 |
|---|---|---|
| P | Rebirth | 致死ダメージを受けると、動けない卵の状態に変身して一定時間その場にとどまる。卵が時間内に破壊されなければ、ある程度のHPで復活する。卵の状態では敵から攻撃され続けており、倒されると本当に死亡してしまう。序盤は卵が受ける耐性ペナルティが大きく破壊されやすいが、レベルが上がるにつれて卵の耐性ペナルティが緩和され、ゲーム後半ほど卵が割られにくくなる |
| Q | Flash Frost | 指定方向へ氷の塊を発射し、通過した敵に魔法ダメージとスローを与える。氷は最大射程まで飛ぶか、飛行中に再度スキルを使用することで任意の場所で砕けさせることができる。砕けた瞬間、付近の敵に追加の魔法ダメージを与えてスタンさせる。この爆発のスタンが E(Frostbite)の追加ダメージを引き出す鍵になる |
| W | Crystallize | 指定した場所に氷の壁を出現させ、一定時間その場に留まらせる。壁はユニットが通り抜けられない障害物として機能し、敵の逃走路を塞いだり、自身や味方の退路を守ったりするために使う。壁の向きと位置取りは使用時の視点方向に依存するため、発動前に向いている方向への意識が重要になる |
| E | Frostbite | 対象の敵チャンピオン1体に凍てつく風を送り込み、魔法ダメージを与える。Flash Frost(Q)が当たった(通過しただけでも)敵、または完全展開したGlacial Storm(R)のダメージを受け続けている敵は「Chilled(チル)」状態になり、その敵へのFrostbiteは2倍のダメージを与える。Qはスタンしなくても通過させるだけでChilledを付与できる点が重要で、Q・Rとのコンボの核心になる |
| R | Glacial Storm | 指定した地点に持続する吹雪を発生させ、範囲内の敵に継続的に魔法ダメージとスローを与える。吹雪は一定時間で最大サイズに膨らみ、完全展開状態になると通常時より大幅に高いダメージとスロー効果になり、E(Frostbite)の追加ダメージ条件を満たす。再スキルで解除でき、解除せずにいるとマナを消費し続けるため、不要な場面では即座に切ることがマナ管理の基本になる |
パワースパイク
- Lv6: R(Glacial Storm)を習得すると、吹雪の継続ダメージとE(Frostbite)の追加ダメージを組み合わせる完全な戦闘サイクルが成立する。完全展開したGlacial StormのダメージにさらされてChilled状態が維持されている敵には、Frostbiteの倍ダメージ条件が継続的に成立するため、近くにいる相手に対する連続コンボが安定してできるようになる
- 中盤以降(レベルが上がるにつれて): パッシブの卵の耐久力が上がり、敵が卵状態のAniviaを倒し切ることが難しくなる。実質的な粘り強さが増すため、序盤に比べてリスクを取った立ち回りがしやすくなる
ウェーブ管理方針
R(Glacial Storm)を使ったウェーブクリアが非常に強力で、ミニオン処理速度は高い部類に入る。ただしRはマナを消費し続けるため、クリアに使ったあとの残マナ量を常に意識する必要がある。不要なクリアでマナを使い切ると、トレードやローム後の戦闘で能力を十分に発揮できなくなる。Rを惜しみなく使えるマナ管理が習熟の一歩になる
マッチアップメモ
- vs 機動力の低いチャンピオン
- 動きが遅く逃げ場に乏しい相手には、W(Crystallize)で退路を塞いでからQ・R・Eのコンボを確実に当てやすい。壁の置き方次第で逃げられない状況を一方的に作れる
- vs 序盤ガンクに来るジャングラー
- 序盤は卵の耐久が低く、複数人に狙われると卵を破壊されて本当に死亡してしまう。また、Wは敵の動きを遮断できる反面、自分の逃げ道まで塞ぐ可能性があるため、ガンクを受けた際の壁の使い方には慎重さが必要になる
- vs 強い序盤ハラスを持つマッチアップ
- Aniviaは序盤の体力が低く、レベル6より前は特に一方的にハラスを受けやすい。Q(Flash Frost)はスキルショットであり、外した後の硬直が隙になる。早期のリスクを最小限にして、Lv6以降の本来の力が出るタイミングを安全に迎えることが大切