Cassiopeia
特徴
毒の付与とその維持を軸に戦う中距離メイジで、ミッドレーン専業の設計になっている。Q(Noxious Blast)で毒を付与し、E(Twin Fang)を連打して高いダメージと自己回復を得るサイクルが中心で、W(Miasma)のグラウンドで相手の移動スキルを封じながら毒を維持し続けることで最大限の火力を引き出せる。アルティメット(Petrifying Gaze)の向き判定スタン・スローは、集団戦でもサイドでの1対1でも局面を変えられる。操作の難易度は高めで、毒状態の維持とグラウンドのタイミング・アルティメットの向き判定の読み合いがプレイの核になる。
パッシブ(Serpentine Grace)はレベルに応じてあらゆる移動速度ボーナスの効果量を増幅する。
基本コンボ
基本の流れは「Q(Noxious Blast)で毒を付与 → W(Miasma)を相手の足元に置いてグラウンドと継続毒 → E(Twin Fang)を毒維持中に繰り返し当てる」である。E は毒対象に当てるとボーナスダメージと回復が発動し、クールダウン自体が非常に短いため、毒を切らさない限り高速で連打できる。アルティメットを使う場面では、できるだけ相手がこちらを向いているタイミングに撃つとスタンが取れるため、近づいて正面から合わせるか、R 発動後に相手が振り返る前に当てることを意識する。
パッシブの活かし方
Serpentine Grace は移動速度ボーナスの増幅効果を持つため、Q 命中時の移動速度ボーナスや、アイテムによるボーナスがより大きく乗るようになる。レベルが上がるほど増幅率が高くなるので、後半になればなるほど機動力の恩恵が相対的に増す。ブーツをあえて買わずに別のアイテムを積む選択肢もあるが、これはチームの状況や相手の構成に応じた判断になる。
W グラウンドの使い方
Miasma のグラウンドはカシオペアを使ううえで最も重要な差別化ポイントの一つである。グラウンドは、ダッシュ・ブリンク・フラッシュを除くほぼすべての移動スキルの発動を封じるため、敵が逃げようとした方向に置くと逃走ルートを完全に塞げる。また、ジャングラーが飛び込みスキルで奇襲しようとする場面に被せると、敵の接近手段を一時的に無効化できる。W を毒付与目的だけでなく「相手の動きを読んで先置きする」感覚で使えると、1対1でも集団戦でも一段上の動きが出来るようになる。
アルティメットの向き判定
Petrifying Gaze は「カシオペアの方を向いている敵 = スタン」「背を向けている敵 = スロー」という非対称の効果を持つ。集団戦では R を相手チームの正面から撃ち込んで全員スタンを狙うのが理想だが、相手が一斉に背を向けて逃げた場合はスローになる。逃げている相手を R で追い打ちする場面ではスローが確定するが、それでも追い付いて毒コンボを継続する時間を稼げる。1対1では、相手が自分を向いて殴り合っているときにアルティメットを撃つとスタンが通りやすく、逆に相手が逃げ始めた直後は背を向けることになるためスローになる点を把握しておくと、使うタイミングの判断が整理しやすい。
スキル
| キー | スキル名 | 効果 |
|---|---|---|
| P | Serpentine Grace | レベルが上がるにつれて、あらゆる移動速度ボーナスの効果量を増幅する。低レベルでは小さな上乗せだが、高レベルになるほど増幅率が高くなるため、アイテムや他スキルによる移動速度ボーナスがより大きく乗るようになる。ブーツなしで試合を長く続けると6番目のアイテムを確保できるという副産物も生まれる |
| Q | Noxious Blast | 指定地点に一拍遅れて毒の爆発を着弾させ、継続的に魔法ダメージを与える(ドット式)。敵チャンピオンに命中すると、自身が一定時間の移動速度ボーナスを得る。毒の付与という点で後続スキルのシナジーの起点となる |
| W | Miasma | 指定地点に複数の毒の雲を設置し、一定時間その場に残る。触れた敵は魔法ダメージを受け続けながらスローされ、さらにグラウンド状態(ダッシュ・ブリンクといった移動スキルの使用が不可能になる状態)になる。逃げるために移動スキルを頼りにする相手を足止めする効果が高く、追走・離脱阻止の両面で使える |
| E | Twin Fang | 対象の敵に素早く牙を打ち込んで魔法ダメージを与える。対象が毒状態のとき、追加の魔法ダメージが加算され、さらに自身のHPを回復する(ミニオンや小型モンスターへの回復効果は大きく減少する)。クールダウン自体は非常に短いため、毒を維持しながら連打することで継続的な高火力と回復を同時に得られる。対象を倒すとマナコストが還元される |
| R | Petrifying Gaze | 前方円錐形の範囲に魔法ダメージを与えながら強力な妨害をかける。この妨害の内容はカシオペアに対する敵の向きによって変わる——カシオペアの方向を向いていた敵はスタン(行動不能)となり、背を向けていた敵はスロー(移動速度低下)となる。自分からアルティメットを撃ち込む場合、相手が向き直る前に当てるとスタンが取れるが、相手がすでに逃げ態勢(背を向けている)のときはスローになる |
パワースパイク
- Lv6: アルティメット(Petrifying Gaze)を習得することで、集団戦への介入力と1対1での決定打が一気に増す。向き判定スタンを当てることで一方的に有利を取る機会が生まれ、ローム先での奇襲でも強い存在感を放てるようになる
- W(Miasma)とE(Twin Fang)のコンビネーション確立後: W のグラウンドで移動スキルを封じながら、毒状態の相手に E を連打するサイクルが回り始めると、近距離での継続火力が急激に上がる。相手が毒を維持された状態で身動きを取れない時間が長いほど、E の回復も積み上がり継戦力も高まる
ウェーブ管理方針
Q(Noxious Blast)を1本ずつ当てる形になり、範囲ウェーブクリアの手段が乏しい。序盤は Q でじわじわ削りながらファームを行うが、クリアが遅めなのでウェーブ管理でプッシュしすぎるとガンクリスクが高まる。W をウェーブに使うとクール中にチャンピオンへの足止めが使えなくなるため、対面との駆け引きに優先して温存するのが基本方針
マッチアップメモ
- vs Zed・Talon(ギャップクローズ型アサシン)
- 接近手段が豊富で距離を一気に詰めてくるタイプ。接近された後に W のグラウンドを重ねて移動スキルを封じることはできるが、その前に飛び込まれると大きなダメージを受けやすい。W を先読みで置いて逃走ルートに被せる意識が重要になる
- vs Vel'Koz・Lux・Xerath(長射程ポークメイジ)
- カシオペアの有効射程の外から一方的に削ってくる相手。Q の届く距離まで近づく前に体力を消耗させられる展開になりやすい。ミニオンを盾にしながら歩み寄るか、敵のスキルを空振りさせてから詰める意識が必要
- vs 移動スキル依存型チャンピオン全般
- W のグラウンドが最も刺さる相手。ダッシュや瞬間移動で距離を詰めたり逃げたりするタイプは、W の範囲を踏んだ瞬間に移動手段を失い、Q と E の毒コンボに晒される。グラウンドのタイミングを意識的に使えるかどうかがマッチアップの鍵になる