Pyke
特徴
ボット(サポート)に立つアサシン寄りのチャンピオン。最大の個性はパッシブで、本来なら最大HPとして得るボーナスがすべて攻撃力に変換される。つまりサポートでありながら自分でとどめを刺せる火力を持ち、その代わり HP の総量そのものは増えない。打たれ強さは、敵から受けたダメージの一部を『灰色(蓄積)HP』として一時的に抱え、敵の視界から消えている間に一気に回復するという独特の仕組みで補う。ステルス・引き寄せ・スタン・処刑が一つの体に同居しており、レーンに張り付くより、隙を見て仕掛けて人数差を作るプレイメイクに向いている。
基本コンボ
捕まえる手段は2つ。遠くの相手には Q を溜めて銛を投げ、引き寄せてから E のスタンを重ねるのが基本(Q → E)。逆に、E でまず踏み込み残像を残し、戻ってくる残像のスタンに合わせて Q の近接突きを当てる入り方(E → Q)もできる。どちらの順でも「引き寄せ/踏み込み」と「スタン」をセットで当て、相手を拘束した状態を作るのが狙い。HP が削れた相手には、そこへ R を被せて処刑する。
処刑が決まると R のクールダウンがリセットされ、すぐに撃ち直せるのがこのチャンピオンの真骨頂。集団戦では一番 HP の低い敵から順に R で刈り取り、リセットを繋いで複数人を連鎖的に仕留めにいく。R は『範囲内で敵が誰かに倒された場合』でもリセット条件を満たすため、味方のとどめに合わせて位置取るだけでも次弾を構えられる。
パッシブの活かし方
Gift of the Drowned Ones は2つの面で立ち回りを縛る。ひとつは『隠れて回復する』面。トレードで蓄積HPを抱えたら、W のステルスやブッシュ・壁裏に一瞬引いて敵の視界から消え、抱えた分を回収してから再び前に出る、という出入りのサイクルが体力管理の軸になる。
もうひとつは『HPがADになる』面。最大HPを増やすアイテムを積んでも HP は伸びず攻撃力に化けるため、装備は耐久まる伸ばしより火力(攻撃力やレタリティ系)寄りに考えるのが噛み合う。一方で防御寄りのステータスは、抱えられる蓄積HPの実効的な価値を底上げする方向に働くので、火力と最低限の打たれ強さは相反せず両立させられる。R の処刑ゴールドが自分とアシスト役の味方の両方に満額入る点も合わせ、自分が稼ぎつつ味方も太らせる動きを意識したい。
スキル
| キー | スキル名 | 効果 |
|---|---|---|
| P | Gift of the Drowned Ones | アイテムやスキルで得るはずの最大HP上昇分が、すべて攻撃力に変換される。ボーナスHPそのものは得られない代わりに、攻撃寄りのサポートとして火力を伸ばせる。敵チャンピオンからダメージを受けると、その一部を『灰色(蓄積)HP』として一時的に保持し、敵の視界から隠れている間にその蓄積分を急速に回復する。川の中では移動速度がわずかに上がる |
| Q | Bone Skewer | 溜め時間によって挙動が変わる。短く出すと近くの敵に近接で突きを入れる(ダメージのみで、スローや引き寄せは付かない)。長く溜めてから放つと銛を遠くへ投げ、当たった敵を自分の方へ引き寄せつつスローを与える。引き寄せはイニシエートの起点になる |
| W | Ghostwater Dive | ステルス(カモフラージュ)状態に入り、同時に移動速度が大きく上がる。攻撃やスキルを使うとステルスは解除される。一定範囲内の敵には『近くに潜んでいる』という警告と、自分が R で処刑可能かどうかが表示される |
| E | Phantom Undertow | 指定方向へダッシュし、その場に分身(残像)を残す。少し後に残像が自分の現在地へ戻ってきて、戻り着いた地点の周囲にいる敵をスタンさせる。ダッシュ自体は離脱にも踏み込みにも使え、スタンの当て方に技量が出る |
| R | Death from Below | 指定地点を斬りつけ、HPが一定値以下の敵チャンピオンを即死(処刑)させる。閾値より上の敵には軽減されたダメージのみ。処刑が決まる、または範囲内で敵チャンピオンが(誰の手によってでも)倒れると、自分はその中心へ瞬間移動し、短時間のうちにコスト無しで R を撃ち直せる。処刑によるゴールドは、自分ととどめをアシストした味方の双方に満額で分配される |
パワースパイク
- Lv6: アルティメット(Death from Below)の習得で、HPの減った敵を一方的に処刑できる仕留め手段が加わる。処刑するとクールダウンがリセットされ続けて撃てるため、Q の引き寄せ → E のスタンで作った被害を、そのまま処刑へ繋げる一連の流れが完成するのもこのタイミング
- Lv3(Q・W・E が揃う): 引き寄せ(Q)・ステルスと加速(W)・スタン(E)という、相手を捕まえて拘束する3点セットが出揃う。これによりロームやガンクで一人を確実に足止めし、味方と挟み込む動きが安定する
ウェーブ管理方針
サポートのためレーンのプッシュ・ファーム管理は主役ではない。むしろ W のステルスと加速・川での移動速度上昇を活かし、レーンを離れて他レーンへ仕掛けるロームの起点をどこに作るかが立ち回りの中心になる。レーンに残る場面では、Q の引き寄せと E のスタンを ADC の攻撃と合わせて短いトレードを取り、無闇にスキルをミニオンへ撒かずプレイメイク用に温存するのが基本
マッチアップメモ
- vs Lulu
- Lulu は味方への変身(W)やシールド(E)、ノックアップ&スロー(R)でこちらの飛び込みを無力化してくる。Pyke の Q 引き寄せ → E スタンを当てても、Lulu が即座に守りのスキルを返すとキャッチを仕留めきれない。Lulu のスキルを吐かせてから、または Lulu 自身を W のステルスで横から捕まえる動きを狙うと通りやすい
- vs Blitzcrank
- 同じく単体を引き寄せて仕掛けるエンゲージ系サポート。先に Blitzcrank の引き寄せ(Q)を被せられると、こちらが捕まって不利な状況に陥る。相手の引き寄せをミニオンや位置取りでかわすことを優先し、外したタイミングや相手が前に出すぎた瞬間に E → Q で噛みつくと有利を取りやすい
- vs Morgana
- Morgana の拘束(Q)と、味方に張る魔法シールド(E)が天敵。E で味方を守られると、こちらの引き寄せやスタンを差してもキャッチを処刑へ繋げにくい。Morgana の Q を踏まないこと、そしてシールドが切れた相手を狙うことが噛み合わせ改善の鍵になる