Viego
特徴
「倒すことそのものが強化につながる」攻撃的なジャングラー。パッシブ Sovereign’s Domination により、敵チャンピオンを倒すと遺体から湧く霧の亡霊に乗り移り、一時的にその相手のスキルやステータスを使って戦い続けられる。1人倒すごとに新しい体で戦線に居座れるため、単独での殲滅力よりも「乱戦に首を突っ込んで連鎖的にテイクダウンを重ねる」立ち回りが本質になる。
操作難易度が高いのは、憑依中に「自分とは別のチャンピオン」を即座に使いこなす必要があるからである。憑依した相手のスキル構成を把握していないと、せっかくの延命・追撃のチャンスを活かしきれない。逆に言えば、対面知識が広いほど Viego の強みは増す。
基本コンボ
ガンクや差し込みの基本は「E(霧で接近を隠しつつ攻撃速度を確保)→ W(スタンで足を止める)→ Q のマーク+通常攻撃で追撃」という流れ。W はためた時間でスタンが伸びる一方、ため中は足が遅くなるので、E の霧や茂みで間合いを詰めてから放つと当てやすい。
Lv6 以降は、体力が削れた相手に対して「R(Heartbreaker)で最も体力割合の低い敵へ飛び込んで処刑 → 倒したことで湧いた霧の亡霊に乗り移る(憑依)→ 憑依で得た無償の R や相手のスキルで次の標的へ」という連鎖が主力の勝ち筋になる。
パッシブの活かし方
Sovereign’s Domination は Viego の核であり、憑依を「延命と追撃の両方に使う」意識が重要になる。誰かを倒して劣勢に見える場面でも、遺体に乗り移れば新しい体・スキル・ステータスで戦線を立て直せる。憑依の前後で自分のHP割合が引き継がれる仕様のため、瀕死で1人倒し切れれば、そのまま別の相手の体で戦い続けて窮地をしのげる。
集団戦では「最初の1人をどう取るか」がすべての起点になる。R で体力の薄い相手を仕留めて最初の憑依に入れれば、そこから倒した相手のスキルを使って次の標的を削り、さらにその遺体へ……と連鎖していける。逆に最初のテイクダウンを取れないと憑依が一度も回らず持ち味が出ないため、味方の集中攻撃に W のスタンと R を合わせて確実に1人目を落とすことを優先したい。憑依中はアイテムのアクティブ効果やショップが使えない点だけは頭に入れ、戦闘前に必要な準備は済ませておく。
スキル
| キー | スキル名 | 効果 |
|---|---|---|
| P | Sovereign's Domination | 敵チャンピオンを倒す(テイクダウンに関与する)と、その遺体から霧の亡霊(Mist Wraith)が出現する。この亡霊に通常攻撃を当てると、Viego は一時的に対象不可(ターゲット不能)になりながらその場所へ瞬間移動し、倒した相手の最大HPに応じて回復しつつ「憑依(Possession)」状態に入る。憑依中は倒した敵チャンピオンの姿になり、その相手の通常攻撃・基本スキル・アイテム・基礎ステータスを使えるようになる(自分のレベルに合わせて換算)。さらに憑依に入ると R(Heartbreaker)を1回無償で撃てる権利を得る。憑依は R を撃つか、別の霧の亡霊を消費すると終了する。憑依の前後で自分のHP割合は引き継がれる。なお憑依中はアイテムのアクティブ効果・消費アイテム・ショップは使えない |
| Q | Blade of the Ruined King | パッシブ: 通常攻撃に、対象の現在HPに応じた追加物理ダメージが乗る。スキルを当てた相手には一定時間マークが付き、マークが付いた相手への次の通常攻撃が2回ヒットし、2撃目で追加ダメージを与えつつ Viego が回復する。アクティブ: 直線方向に突き刺して物理ダメージを与える。このパッシブは憑依中も維持される |
| W | Spectral Maw | 霧を溜め込むためにチャネリング(ため動作)を行う。ため中は移動速度がわずかに低下し、その間に再発動できる。再発動すると指定方向へ踏み込みながら霧を放ち、最初に当たった敵をスタンさせる。スタンの長さはためた時間が長いほど伸びる |
| E | Harrowed Path | 亡霊を飛ばして、その軌跡に一定時間残る霧の帯を生成する。霧の中にいる間は攻撃速度が上がる。さらに攻撃やスキルを使わずにいると、移動速度の上昇とカモフラージュ(一定距離より近づかれるまで視認されないステルス)も得る。攻撃などの行動でステルスを解くと、しばらくこれらの恩恵を取り直せなくなる |
| R | Heartbreaker | 指定地点へ妨害(ノックアップ等のCC)を無効化しながら瞬間移動する。到達すると、周囲で最も体力割合が低い敵チャンピオンへ斬りかかり、相手の欠損HPが多いほど大きな追加ダメージを与え、通常攻撃時の追加効果を乗せてスローも付与する。周囲のそれ以外の敵はノックバックする。憑依を破棄したときは、まだクールダウン中でなければ短いクールダウンが入る |
パワースパイク
- Lv6: アルティメット(Heartbreaker)を習得すると、体力割合が最も低い相手へ飛び込み、欠損HPが多いほど火力が伸びる処刑技が加わる。これでトドメを取るとパッシブの霧の亡霊が湧くため、『R で仕留める → 遺体に憑依する』という連鎖の起点が成立する。憑依に入ると R を即無償で撃ち直せる権利も得られるため、Lv6 は単発スキル習得以上に立ち回りの幅が広がる節目になる
- パッシブ憑依が回る乱戦: Sovereign's Domination は誰かを倒すたびに遺体へ乗り移れる機構で、憑依の前後でHP割合が引き継がれる。1人倒すごとに新しい体・スキル・ステータスで戦線に居座り続けられるため、複数人が絡む乱戦ほどパッシブの連鎖が雪だるま式に効いてくる
ウェーブ管理方針
ジャングラーなのでウェーブ管理ではなくキャンプ処理とガンク判断が軸になる。クリアは Q パッシブの現在HP割対象の追加ダメージと、E(Harrowed Path)の霧の中での攻撃速度上昇を重ねて回す。E はキャンプ間の移動でも攻撃しなければカモフラージュと移動速度が乗るので、ガンクへ向かう動線を隠す手段としても使える。ガンクは W(Spectral Maw)のスタンが当てられる射線を作れるかが鍵で、長くためるほどスタンが伸びる分ため中は足が遅くなるため、茂みや E の霧で接近を隠してから差し込むと通しやすい
マッチアップメモ
- vs Lee Sin
- 序盤から手数で押してくる相手で、こちらがクリア重視で動くとカウンタージャングルや早いガンクで主導権を握られやすい。W のスタムを置きにいくと Q ダッシュ等で躱されたりキックで position を崩されたりするので、W は相手の踏み込みに合わせて差し返すか、E の霧で接近を隠してから確実に当てにいく。序盤の単独 1v1 を無理に受けず、味方と挟める場面に憑依の連鎖を温存して回すと事故りにくい
- vs Master Yi
- 放置すると後半に一方的に伸びる相手なので、能動性の高い Viego は序盤〜中盤に差を作りたい。W のスタンは Yi の Q(無敵移動)中は当たらないため、Q を吐かせてから、あるいは Q を撃てない間合いで W を通すのが基本。集団戦では Yi が乱戦に飛び込んだところを W のスタンと R で落とし、その遺体に憑依してそのまま戦線維持につなげる
- vs Elise
- 蜘蛛形態の飛び込みとスタンで序盤の 1v1 とガンクが強い相手。こちらが E の攻撃速度に頼ってクリア中に出会い頭の戦闘になると不利を取りやすいので、序盤は単独遭遇を避けて視界とオブジェクト周りでの数的有利を作る。相手のスタン(蜘蛛 E)を吐かせた後に W を合わせると、こちらのエンゲージを通しやすい