LoL Study

Ezreal

レーン: ボット 普通

特徴

スキルショットを軸にしたボットレーンのアタッカーで、攻撃の主軸が Q(Mystic Shot)のエネルギー弾にある。最大の個性はパッシブと Q の噛み合いで、Q を敵に当てるほど他スキルのクールダウンが縮み、パッシブで攻撃速度も積み上がる。当て続けるほどスキルの回転と手数が増えていく「当てる技術がそのまま強さになる」タイプで、操作と判断に慣れが必要な分、上達がはっきり戦力に反映される。

一方でウェーブを一掃する力は弱く、体も柔らかい。射線を切られる位置取りに弱いため、ミニオンを盾にする・間合いを管理するといった自衛の立ち回りが前提になる。

基本コンボ

トレードやポークの基本は「W(Essence Flux)でマークを付け → Q(Mystic Shot)でマークを起爆しつつダメージ」の流れ。W をスキルで起爆するとマナが還ってくるため、マナ管理の面でもこの順番が噛み合う。Q が当たれば他スキルのクールダウンも縮むので、同じコンボをより速い間隔で繰り返せる。

集団戦やレーン外への関与では、R(Trueshot Barrage)でマップを横断する横槍や、逃げる敵への仕留めを狙う。R は周囲の視界も得られるため、見えない位置の敵を削る・仕留める判断材料にもなる。

E(Arcane Shift)はコンボの一部として使うこともできるが、基本は攻撃目的で安易に消費しない(後述)。

パッシブの活かし方

Rising Spell Force(パッシブ)は、スキルを敵に当てるたびに攻撃速度が積み上がり、当て続けると上限まで伸びる。つまり「スキルを当てる→通常攻撃を挟む→さらにスキルを当てる」とテンポよく繋ぐほど手数が増えていく。スタックは当て続けないと落ちてしまうため、Q を継続して当て、その合間に通常攻撃を入れるサイクルを意識すると、パッシブの攻撃速度を高く保ったまま戦える。

このパッシブと Q のクールダウン短縮は表裏一体で、どちらも「Q を当て続けること」で最大化する。Ezreal の強さは Q の命中精度に集約されると言ってよい。

E(Arcane Shift)を温存する重要性

E は短距離ブリンクと自動で撃つ追尾弾を持つが、Ezreal にとって唯一の機動手段であり、自衛の生命線でもある。追尾弾のダメージを目当てに攻撃目的で先に使ってしまうと、相手の強力なスキルショットや踏み込み、引き寄せ(フック)に対して逃げ場がなくなる。

基本方針は「E は相手の仕掛けを避けるために残しておく」こと。捕まれば柔らかい体ゆえに一気に崩されるため、ダメージを少し諦めてでも回避用に温存する判断が、生存と継続的なポークの両立に直結する。Essence Flux のマークが付いた敵を優先して狙う性質があるので、攻めで使う場合も W のマークと組み合わせて無駄撃ちを減らすとよい。

スキル

キースキル名効果
P Rising Spell Force スキルを敵に当てるたびに攻撃速度が上がるバフが積み重なる。同じ効果は重ねがけのたびに持続時間がリフレッシュされ、一定スタックで上限に達する。スキルを当て続けて通常攻撃を挟むほど手数が増える設計
Q Mystic Shot 指定方向にエネルギーの弾を撃ち、最初に当たった敵に物理ダメージを与えるスキルショット。通常攻撃扱いのオンヒット効果も乗る。敵に命中すると自身の全スキル(この Q 自身を含む W・E・R すべて)のクールダウンがまとめて短縮されるのが最大の特徴で、当て続けるほどスキルを回せる
W Essence Flux オーブを放ち、最初に当たった敵チャンピオン・エピックモンスター・建造物にマークを付ける。その対象に次の通常攻撃かスキルを当てるとマークが起爆して魔法ダメージを与える。スキルで起爆した場合は、一定量のマナに加えて起爆に使ったスキルのマナコスト分も還元される
E Arcane Shift 指定地点方向へ短距離ブリンクし、移動後に近くの敵へ自動で追尾する弾を撃つ。弾は当たった敵の視界を得る。Essence Flux のマークが付いた敵を優先して狙う。逃げ・追い・スキル回避を兼ねる唯一の機動手段
R Trueshot Barrage 指定方向へマップを横断する巨大なエネルギー弾を放ち、通過した敵に魔法ダメージを与える。弾道の周囲の視界も一時的に得られる。遠くの戦闘への横槍や、逃げる敵への仕留めに使える。ミニオンと非エピックモンスターに対しては効果が下がる

パワースパイク

ウェーブ管理方針

ほとんどのスキルが単体対象でウェーブを一掃する手段に乏しいため、まとめ押しよりも Q(Mystic Shot)でのラストヒットとポークを丁寧に重ねるのが基本。Q はミニオン処理と対面への牽制を兼ねるが、マナを食うため当てる相手と狙いを選ぶ。E(Arcane Shift)は自衛の生命線なのでウェーブ処理に安易に切らない

マッチアップメモ

vs Caitlyn
射程が長く、ブッシュや罠で射程外から一方的に削ってくる相手。Q を当てに前へ出すぎると罠やコンボの起点を取られやすい。ミニオンを盾にして弾を遮りつつ、E は相手の仕掛けを避ける用に温存する。無理に撃ち合わず Q のラストヒットで先に育つことを優先する
vs Draven
序盤の手数と一撃が重く、近づかれると消耗戦で押し込まれやすい。距離を保ち、相手が斧を拾いに動く瞬間に Q を差し込んで削るのが基本。E は強引な踏み込みからの離脱に残しておき、機動を使い切った状態で詰められないようにする
vs Blitzcrank
サポートの引き寄せ(フック)が当たると一気に崩される。常にミニオンや味方を間に置いて射線を切り、E(Arcane Shift)はフックや踏み込みを避ける回避手段として最優先で温存する。E を攻撃目的で先に使ってしまうと、捕まったときに逃げ場がなくなる

関連テクニック

出典