リリア(Lillia)
リリアのスキル・基本コンボ・ウェーブ管理・マッチアップを、LoL初心者向けに体系的に学ぶ。
概要 — チャンピオンの理解
特徴
杖を持った夢の鹿のジャングラー/トップレーナーで、Q を当て続けて加速しながら走り回り、パッシブの持続ダメージでじわじわ敵を削る独特のプレイスタイル。Q のパッシブによる移動速度スタックが核心で、スキルを当てるほど速く動けるようになるため、戦闘が長引くほど有利になる。R は「パッシブマーク付きの敵全員をスリープ」という条件付きの強力な集団 CC で、事前に E で遠距離からマークを付けておくと R の対象が増える。弱点は耐久力が低く、CC で止められると脆いこと、W の中心部ヒットを狙う精度が求められること。
基本コンボ
ガンクの基本は「E(遠距離スロー+マーク付与)→ Q(接近しつつダメージ+移動速度)→ W(中心部ヒット狙い)→ R(スリープ)→ 味方のダメージに合わせる」。集団戦では Q を連打して移動速度スタックを最大まで溜め、高速で敵の間を走り回りながらパッシブの持続ダメージを撒き散らす。複数人にマークが付いたタイミングで R を使い、全員スリープさせてから味方のバーストを合わせるのが理想。
パッシブの活かし方
Dream-Laden Bough はスキルヒットで付与される持続ダメージで、敵の最大体力に応じた魔法ダメージが数秒間入り続ける。Q を当て続けるとダメージの持続時間がリフレッシュされるため、「走り回りながら Q を何度も当てる」のが最大DPS の出し方。Liandry’s Anguish などの持続ダメージ系アイテムと相性が良く、タンクに対しても体力割合で削れる。R との連携では、パッシブが付いている敵だけが R の対象になるため、R の前にできるだけ多くの敵にスキルを当てておくことが重要。E は転がる距離が長いため、遠距離からマークを付けてからフラッシュ+R で複数人スリープを狙う動きが上級テクニック。
スキル — ミクロの土台
アイコンを選ぶと詳細が表示される。各スキルの効果と「使いどころ」を把握する。
スキルが敵チャンピオンに当たると、対象の最大体力に応じた持続魔法ダメージを一定時間与える。スタック式ではなく、ヒットするたびに持続ダメージの時間がリフレッシュされる。じわじわ削り続ける持続火力が Lillia の強み
パッシブ効果として、スキルが敵に当たるたびに移動速度が加速するスタックが溜まる(最大5スタック)。発動すると周囲を杖で薙ぎ払い、ダメージを与える。外周部(杖の先端)に当たった敵にはダメージが増加する。Q を当て続けるほど移動速度が上がり、高速で走り回りながらダメージを出せる
指定地点に上からドスンと落下し、中心部の敵に大ダメージ、外周の敵に小ダメージを与える。中心部ヒットが重要で、CC で足を止めた敵に確実に当てるのが理想。ジャングルクリアでは大型モンスターに中心部を当てると効率的
指定方向に種を転がし、当たった敵にダメージとスローを与え、パッシブの持続ダメージマークを付ける。種は地形に沿って転がり続け、非常に長い射程を持つ。レーン外からのポークや、遠距離からのスロー+マーク付与に使える
パッシブの持続ダメージ(Dream-Laden Bough)が付いている敵チャンピオン全員を一定時間後にスリープ(行動不能)にする。スリープした敵にダメージを与えると目覚める。事前にスキルで多くの敵にパッシブを付けてから R を使うことで、複数人同時にスリープさせる集団 CC が可能
パワースパイク — 強い瞬間
特定のタイミングで戦闘力が跳ね上がる。この「いつ強いか」の把握が、仕掛けと待ちの判断を変える。
R による複数人スリープが集団戦で非常に強力。ガンク時に E や Q でマークを付けてから R でスリープさせ、味方のバーストを合わせるのが基本
パッシブの持続ダメージと Liandry の相性が極めて良く、Q を当て続けるだけで敵の体力がじわじわ溶けていく。タンク相手でも体力割合ダメージで有効
ウェーブ管理 — レーンの主導権
ミニオンの「押し合いの均衡点」をどこに置くか。まずこのチャンピオンの方針を理解し、4つの基本状態を確認する。
Q の範囲ダメージでウェーブクリアが速い。ジャングル運用では Q の外周ヒットを意識してモンスターを処理すると効率が上がる。トップレーン運用では Q でウェーブを押しつつ、Q のパッシブ(移動速度スタック)で素早くロームする動きが強い
マッチアップ — 対面ごとの立ち回り
相手チャンピオンに応じた注意点と戦い方。
序盤が非常に辛い不利マッチアップ。 Lee Sin は Lv1 から 1v1 が強く、Q で飛び込まれると Lillia の低い耐久では殴り合いにならない。なぜ辛いか: Lillia は Q のスタックが溜まるまで移動速度が上がらないため、序盤の接近戦では逃げることすら難しい。Lee Sin にジャングル内で鉢合わせた場合、キャンプを捨てて逃げるのが正解。対策: 序盤は Lee Sin と反対サイドからクリアを開始し、遭遇を避ける。Lv6 以降は E+R のスリープで距離を取った状態から CC を入れられるため、味方がいる集団戦では逆転可能。1v1 は中盤以降も避けるべき
序盤は明確な不利マッチアップ。 Graves は Lv1 から 1v1 が強く、E の耐久バフ込みの殴り合いで Lillia は勝てない。さらに Graves は序盤から Lillia のジャングルに侵入してくることが多く、キャンプを奪われながらテンポ差をつけられる。なぜ辛いか: Lillia はフルクリア速度で勝負するチャンピオンだが、Graves に侵入されるとクリアルートが崩壊する。対策: 侵入されそうな入口に味方の視界を確保し、Graves が見えたら反対側のキャンプへ逃げる。中盤以降はパッシブの持続ダメージが魔法ダメージのため Graves のアーマーバフに影響されにくく、Q で走り回りながらじわじわ削る展開に持ち込めれば有利。集団戦での R の複数人スリープが逆転手段
近接での 1v1 が強い Viego は Lillia にとって不利。なぜ辛いか: Viego の受動的な回復力と、キルを取るとリセットできる R が、Lillia の「じわじわ削る」スタイルと噛み合わない。対策: Q の移動速度で距離を保ちつつ、パッシブの持続ダメージで削る。R のスリープで Viego の R(乗り移り)を使わせないのが重要。1v1 は避け、味方がいる集団戦で価値を出す