ソナ(Sona)
ソナのスキル・基本コンボ・ウェーブ管理・マッチアップを、LoL初心者向けに体系的に学ぶ。
概要 — チャンピオンの理解
特徴
味方全体をオーラで支えるエンチャンター系サポート。Q・W・E のすべてが周囲の味方にバフを配る「オーラ」を持ち、近くにいるだけで味方の火力・耐久・機動力を底上げできる。操作の難易度は低めで、スキルショットを狙う必要がほとんどなく(R 以外は自動で対象を選ぶ)、「味方の近くでスキルを回し続ける」ことが基本の動きになる。その代わり体が非常に柔らかく、飛び込まれたりグラブで引っ張られると一瞬で倒される。立ち位置の管理が生命線。
Power Chord の使い分け
パッシブの Power Chord は「スキル3回使用後の次の通常攻撃」で発動するため、どのスキルを最後に使ったかで効果が変わる。レーンで敵を削りたいときは Q を最後に使って追加ダメージ(Staccato)、敵のバーストを受ける直前には W を最後に使って相手の与ダメージを下げる(Diminuendo)、逃げる敵を捕まえたいときは E を最後に使ってスロー(Tempo)。状況に応じてスキルの順番を意識して Power Chord の種類をコントロールすることが、ソナの奥行きになっている。
集団戦での役割
Sona が最も輝くのは集団戦。味方が固まっている場面では Q・W・E のオーラが全員に行き渡り、チーム全体の戦闘力が底上げされる。R(Crescendo)は直線上の敵をまとめてスタンする強力な起点スキルで、複数人を巻き込めると集団戦の勝敗を決定づけるほどのインパクトがある。ただし R を当てようと前に出すぎると自分が先に落とされてしまうため、味方の後ろからスキルを回しつつ、R を当てるチャンスだけは逃さない位置取りが重要になる。
スキル — ミクロの土台
アイコンを選ぶと詳細が表示される。各スキルの効果と「使いどころ」を把握する。
パッシブは3つの要素で構成される。まず『Accelerando』は、Q で敵チャンピオンに当てたり W で味方を回復・シールドするたびにスタックが溜まり、スタックに応じて基本スキルのクールダウンが短縮される。最大スタックに達すると、それ以降のスタックは R(Crescendo)のクールダウンを短縮する。次に『Melody』は、基本スキルを使うたびに周囲の味方にオーラを付与する仕組みで、スキルごとに異なるバフ効果を3秒間配る。最後に『Power Chord』は、基本スキルを3回使うと次の通常攻撃が強化される。強化内容は直前に使ったスキルで変わり、Q 後は追加ダメージ(Staccato)、W 後は対象の与ダメージ低下(Diminuendo)、E 後はスロー(Tempo)になる
周囲の最も近い見えている敵2体に音の弾を飛ばし、魔法ダメージを与える。対象指定ではなく、近くの敵を自動で狙う。Melody オーラにより、周囲の味方の次の通常攻撃に追加魔法ダメージが乗る。レーンでのポーク(小刻みな削り)の主力
自身を回復しつつ、周囲で最もHPの低い味方チャンピオン1体も同時に回復する。Melody オーラにより、周囲の味方に短時間のシールドを付与する。回復とシールドの両方で味方の耐久を支え、消耗戦で効果を発揮する
自身の移動速度を一定時間上昇させる。ダメージを受けると少し経ってから効果が早期終了する。Melody オーラにより、周囲の味方にも移動速度上昇を配る。追撃時の詰めや、危険な場面での離脱の両方に使える
指定方向に音波を放つスキルショット。当たったすべての敵チャンピオンにスタンを与え、魔法ダメージを与える。横一列に通過するため複数の敵を同時に止められ、集団戦の起点として非常に強力。Accelerando のスタックが最大に達していれば、クールダウンがさらに短縮される
パワースパイク — 強い瞬間
特定のタイミングで戦闘力が跳ね上がる。この「いつ強いか」の把握が、仕掛けと待ちの判断を変える。
Q(ポーク)と W(回復)が揃い、削りながら体力差を維持するサポートとしての基本形が完成する。Q のオーラで味方の通常攻撃も強化されるため、レーンでの小さな取引で優位を積み上げやすくなる
アルティメット(Crescendo)の習得で、広範囲スタンという強力な集団戦の起点を手に入れる。ガンク合わせや2対2の仕掛けで、複数の敵を一斉に止めて味方の火力を通せるようになる大きな変化点
ウェーブ管理 — レーンの主導権
ミニオンの「押し合いの均衡点」をどこに置くか。まずこのチャンピオンの方針を理解し、4つの基本状態を確認する。
サポートのためウェーブ操作を主導する役割は薄い。Q は自動で近くの敵を狙うため、ミニオンに当たってウェーブを意図せず押してしまうことがある点に注意。味方 AD キャリーのウェーブ操作を邪魔しないよう、Q を使うタイミングは敵チャンピオンへのポーク時に絞るのが基本方針。W と E はミニオンに影響しないので自由に使ってよい
マッチアップ — 対面ごとの立ち回り
相手チャンピオンに応じた注意点と戦い方。
Leona のような飛び込み型のタンクサポートは、距離を詰めて一気に拘束してくる。Sona は体が柔らかく、捕まると一瞬で落とされやすい。E の移動速度で距離を保ち、仕掛けられたときは W のシールドと回復でしのぐ意識が大事。捕まらなければ Q のポークで少しずつ体力差を作れる
Blitzcrank の Q(Rocket Grab)に引っ張られると、体の柔らかい Sona はほぼ確実に落とされる。ミニオンの後ろに隠れてグラブの射線を切り、安全圏から Q のオーラで味方を強化する立ち回りが基本。グラブをかわしている間はポークで体力差を作れるが、一発でも引っかかると致命的
回復合戦になりやすい組み合わせ。Sona は Q のポークで相手を削りつつ W で味方を支えるが、Soraka の回復量は高いため、こちらの削りが帳消しにされやすい。Accelerando スタックを稼いでスキル回転を速めながら、R のスタンで Soraka を先に止めて味方に集中砲火を促す展開を狙いたい