ブラッドミア(Vladimir)
ブラッドミアのスキル・基本コンボ・ウェーブ管理・マッチアップを、LoL初心者向けに体系的に学ぶ。
概要 — チャンピオンの理解
特徴
体力を消費してスキルを使い、スキルで体力を回復するという独特なリソース管理を持つバトルメイジ(前線付近で戦うメイジタイプ)。マナを持たない代わりに自身のHPがリソースとなるため、回復と消費のバランスを常に意識する必要がある。パッシブのCrimson Pactによって体力と魔力が相互に変換されるため、ビルドが進むほど火力と耐久の両方が加速的に伸び、終盤に向けてスケーリングが非常に強い。序盤はクールダウンが長くウェーブクリアも遅いため忍耐が求められるが、Lv9以降はQの回転率が上がり、回復しながら戦線を維持できるようになる。集団戦ではRで複数の敵に被ダメージ増加を付与し、味方全体の火力を底上げする役割を担う。
基本コンボ
トレードの基本は「通常Qでゲージを溜める → 強化状態(Crimson Rush)になったらQを相手チャンピオンに当てる」流れ。強化Qは通常Qより大幅にダメージと回復が高いため、ゲージの管理が立ち回りの核になる。集団戦ではR(Hemoplague)をできるだけ多くの敵に当ててから突入し、E(Tides of Blood)をチャージして範囲ダメージを出しつつ、W(Sanguine Pool)で相手の反撃をやり過ごし、強化Qで回復して生き残るのが理想的なサイクル。Wは自身のHPを消費するため、「ダメージを避けるために使ったのに、HP消費で自滅する」状況を避ける判断力が重要になる。EはFlashと組み合わせて不意打ちの範囲ダメージを当てる使い方もある。
パッシブの活かし方
Crimson Pact(パッシブ)は装備が揃うほど効果が大きくなるため、序盤の弱い時間帯を安全にやり過ごしてゴールドを稼ぐことが最優先になる。体力アイテムを積むと魔力が上がり、魔力アイテムを積むと体力が上がるため、ビルドパスを考える際にこの相互変換を意識すると効率が良い。終盤は他のメイジと比べて圧倒的にタフになるため、集団戦で前に出てダメージを出し続ける立ち回りが可能になる。ただし、序盤にデスを重ねてアイテム完成が遅れるとパッシブの恩恵が薄い時間が長引き、チームの足を引っ張る展開になりやすい。安定したファームと無理のないトレードで、パッシブが本格的に効く中盤以降への橋渡しを意識するのが大切になる。
スキル — ミクロの土台
アイコンを選ぶと詳細が表示される。各スキルの効果と「使いどころ」を把握する。
増加体力の一部が魔力に、魔力の一部が増加体力にそれぞれ変換される。装備やルーンで体力を積むほど魔力が伸び、魔力を積むほど体力が伸びる二重変換の仕組みになっているため、ビルドが進むほど両方のステータスが加速的に膨らむ。純粋な火力アイテムを積んでも耐久が上がり、体力アイテムを積んでも火力が上がるため、他のメイジより終盤の地力が高くなりやすい
対象の敵から血を吸い取り、魔法ダメージを与えつつ自身のHPを回復する。使うたびに専用ゲージが溜まり、満タンになると次の発動が強化状態(Crimson Rush)になる。強化状態では移動速度が上がり、ダメージと回復量が大幅に増加する。レーン戦では通常のQで細かくHPを回復しながら耐え、強化状態のQを相手チャンピオンに当てて大きくトレードを取るのが基本の駆け引きになる
血の沼に沈み込み、短い間ターゲット不可(スキルや通常攻撃の対象にならない)状態になる。沼の上にいる敵にダメージとスローを与え、与えたダメージの一部で自身を回復する。発動時に自身の現在HPを消費するため、残りHPが少い状態で使うとかえって危険になる。ガンク回避や致命的なスキルの回避に非常に強力だが、クールダウンが長いため、使うタイミングの判断が重要になる
チャージしてから自身の周囲に血の弾を放射状に放ち、当たった敵に魔法ダメージを与える。チャージ時間が長いほどダメージが増加し、最大チャージではスローも付与する。チャージ中は自身のHPを消費し続け、移動速度も低下するため、長く溜めるほどリスクが高まる。ウェーブクリアと集団戦での範囲ダメージの両方に使えるが、HP消費との兼ね合いを常に意識する必要がある
指定範囲に疫病を放ち、範囲内の敵を感染状態にする。感染中の敵はあらゆるダメージ源からの被ダメージが増加する。一定時間後に疫病が爆発し、追加の魔法ダメージを与える。爆発時のダメージで自身のHPが回復し、巻き込んだチャンピオンの数が多いほど回復量が増える。集団戦の開始時にできるだけ多くの敵を巻き込んで発動し、味方全員の火力を底上げするのが理想的な使い方
パワースパイク — 強い瞬間
特定のタイミングで戦闘力が跳ね上がる。この「いつ強いか」の把握が、仕掛けと待ちの判断を変える。
Transfusion(Q)が最大レベルに達すると、短いクールダウンで高い回復量を得られるようになり、レーンでの持久力が飛躍的に上がる。強化状態Qの回転も速くなり、トレードで相手を削りながら自分のHPを維持し続ける動きが安定する
Hemoplague(R)を習得すると、被ダメージ増加デバフによって単体でも集団でもキル圧が一段上がる。ガンクに合わせてRを当てれば味方ジャングラーのダメージも増幅されるため、レーン単体では押し切れなかった相手にもキルが狙えるようになる
Crimson Pact(パッシブ)による体力と魔力の二重変換が本格的に効き始め、火力と耐久が同時に伸びる。集団戦でRを当ててからWで時間を稼ぎ、強化Qで回復して生き残るサイクルが回せるようになり、チーム全体の集団戦能力を引き上げる
ウェーブ管理 — レーンの主導権
ミニオンの「押し合いの均衡点」をどこに置くか。まずこのチャンピオンの方針を理解し、4つの基本状態を確認する。
序盤はQのクールダウンが長く、ウェーブクリアが遅いため無理にプッシュせずラストヒットを丁寧に取る。Qで回復しながらHPを維持し、相手の仕掛けをWで凌いで耐える展開が基本。EのTides of Bloodが育ってくるとウェーブを素早く処理できるようになるが、HP消費があるため、体力管理とウェーブ処理のバランスを常に考える必要がある。Lv9以降はQの回転が速くなり、EとQを組み合わせた素早いクリアからロームやオブジェクト参加に繋げる動きが取れるようになる
マッチアップ — 対面ごとの立ち回り
相手チャンピオンに応じた注意点と戦い方。
序盤はQの射程外からスキルで一方的に削られやすく、回復が追いつかない展開になりがち。無理にトレードせずミニオンにQを当てて回復しながら耐え、Lv9以降の回復力でひっくり返す意識が大事。Wで致命的なCCスキルを避けられれば、相手のキルラインを大きく下げられる
相手のオールイン(一気に仕掛けてキルを狙う動き)に対してWで最も危険な瞬間をやり過ごせるのが強み。ただしWのクールダウン中は非常に脆いため、Wを使った直後に再度仕掛けられると逃げ場がない。相手のキルコンボの起点を見極めてWを合わせる読み合いがこのマッチアップの核になる
Vladimirの強みであるQの回復を直接潰されるため、通常より持久戦が厳しくなる。回復阻害が切れるタイミングを把握してからQやRの回復を使う意識が必要。相手が回復阻害アイテムを早期に積んできた場合は、長いトレードを避けて短い交戦に切り替え、集団戦での貢献にフォーカスする方が効果的